公共交通機関とホスピタリティ

こんにちは。日本ホスピタリティ・マネジメント学会事務局のブログ担当をしています、日本大学修士1年の栗原です。
毎週月曜日と金曜日20:00に更新しています当ブログですが、今回は公共交通機関についてお話しいたします。

公共交通機関とは、誰もが利用可能な交通機関のことをいいます。電車、新幹線などの鉄道や、バス、タクシー(公共交通機関に含む、含まない両方の解釈あり)などの自動車系など様々な種類のものがあります。特に首都圏において通勤、通学される方は電車やバスなどの公共交通機関を使われる方が多いのではないのでしょうか。

では、日本ではどのくらい公共交通機関が使われているのでしょうか。今回は電車について調べました。

国土交通省の統計データによると、平成27年度における鉄道の年間輸送人数は242.9億人にのぼることが分かりました。この数字はもちろん世界1位です。人口が約1.27億人であることから、単純計算すると一人当たり年間約190回電車に乗っているということになります。とても多いですよね。ちなみに世界2位であるインドは約50億人であるため、日本の電車は群を抜いて多く利用されていることが分かります。では、これだけ日本で電車が使われるのはなぜでしょうか。

理由の一つとして挙げられるのはやはりその利便性でしょう。例えば、日本で最も駅数のある東京には、2017年4月現在925駅あります。路線もJR、東京メトロ、都営地下鉄など多くの路線が通っており、車を使わなくてもほとんどの場所に移動することができます。また、神奈川や埼玉など関東地方にも路線がつながっているため、東京に住んでいなくても手軽に東京に通うことができます。このような便利さが多くの人が利用する要因の一つとなっているでしょう。

このように便利な電車ですが、私たちにとって当たり前になっていることの中に、日本らしいホスピタリティの精神が隠れていると私は思います。まず、日本の電車はとても時間に正確ですよね。しかし、1分や2分など多少の遅れがあっても、駅員の人たちはすぐに謝罪します。また、朝の通勤時間帯には女性専用の車両が設置されている電車があります。この二つのことは、今や私たちにとって当たり前のように感じるかもしれませんが、利用客にいかに不快な思いをさせずに使ってもらえるか、という日本らしいホスピタリティ精神の表れだと私は思います。

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